エコカー減税という言葉は、小学生や中学生でも聞いたことはあると思います。しかし、中身については実際に利用した人以外、大人でも正確には知らないでしょう。ここではエコカー減税や各自動車メーカーの取り組みについて説明します
      

■エコカー減税とは

まず、何が減税されるのかですが、これは「自動車取得税」と「自動車重量税」になります。前者は自動車を購入する時にかかる税金で、いわば消費税のようなものです(そのため、消費税との二重課税ではないかという指摘も、だいぶ昔からあります)。

そして後者の自動車重量税というのは、その自動車の重量に対して増えていく税金で、購入する時だけではなく定期的に支払う必要のあるものです。なぜ重量によって加算するのかというと、重量の大きい車はそれだけガソリンを必要としており、環境に負担をかけている、ということが考えられるからです。同様の理由で、年式の古い車も環境への負担が大きいとかんがえられることから、軽量であっても自動車重量税が割高になります。

エコカー減税はこれら2つの税金が減税されます。前者については平成27年の3月末までに新車を購入した場合に有効で、後者については、平成27年の4月末までに車検を受けた時に有効、となっています(自動車重量税は車検を受ける時に払います)。

■各自動車メーカーのエコカー生産の取り組み

エコカーに対する優遇は、買い手だけではなく、生産者側にもさまざまな制度が用意されています。そのため、各社は地球環境への貢献も兼ねて、エコカーの生産に取り組んでいます。

たとえばトヨタであればプリウスが一番有名ですが、他にもアクアなどの本格的なハイブリッド・カーや、あらゆるトヨタの人気車種をハイブリッド・カーにして提供するなどして、エコカーを普及させています。

日産はリーフという電気自動車がこの分野で一番人気となっているように、電気自動車の生産に関しても国内の企業をリードしています。リーフの技術は世界的に見ても高いものだと言えるでしょう。

ホンダはフィットのハイブリッド・カーなどが人気です。ホンダもトヨタと同様に自社の人気車種を次々にハイブリッド・カーにしており、それらの車種の愛好家がそのままハイブリッド・カーに乗り換えるという現象も見られています。

こうした国内メーカーの取り組みは今後もさらに加速いていくことでしょう。